6月、歌舞伎座百三十年 六月大歌舞伎 夜の部「夏祭浪花鑑」に出演いたします。
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みどころ

夏祭浪花鑑(なつまつりなにわかがみ)

大坂の風情があふれる義太夫狂言の名作
 団七九郎兵衛は喧嘩で怪我を負わせた罪で牢に入れられましたが、浜田家家臣、玉島兵太夫の執り成しで死罪を免れます。団七は玉島兵太夫の子息磯之丞と恋仲の傾城琴浦の危急を救おうとしますが、一寸徳兵衛が立ちはだかります。争う内に団七の女房お梶の仲裁によって互いの主筋が同じであるとわかり、団七と徳兵衛は義兄弟の契りを結びます。
 一方、誤って人を殺めた磯之丞と琴浦を匿っている釣船三婦。磯之丞を国許へ帰すのに若く美しい徳兵衛の女房お辰を同道させることに難色を示しますが、お辰は鉄弓で自らの顔を傷付けて、その役を引き受けます。ところが、金に目のくらんだ団七の舅三河屋義平次は琴浦を連れ去ってしまい、その舅の悪事を知った団七は…。
 盛夏の大坂を舞台に恩人の息子とその恋人のために奔走する人々の心意気を描いた、義太夫狂言の名作を上演します。